前向きに捉えられる人、何でもグチになる人の違いとは?

こんにちは。

感情解放!HSPカウンセリング

心理カウンセラーの勝部です。

 

先日のカウンセリングでのことです。

クライアントのAさんがお友達のBさんと会う時、いつも愚痴を聞かされていることに気づいた、

と話してくれました。

Bさんは職場のいろんなゴタゴタが嫌になり会社を退職。

しかし、新しい職場でも「思っていたのと違う」と転職活動をされているそうです。

Aさんと会うと、必ず新しい職場のグチ、

そしてそれだけではなく、辞めて1年になる前職のグチもいまだに聞かされる、とのこと。

別の話をしていても、結局前職や今の職場のグチになるそうで

最初は「そうなんだ、大変だね」「それはイヤだね」と聞いていたAさんも

さすがに(特に前の会社のことをいつまでも)「また始まった」と思ってしまって

一緒にいる時間が楽しくなくなってしまう、と言われていました。

Aさんは、聞いてる人も楽しくないだろうしあまり人にグチを言ったりはしたくない、と

グチりたいことがあってもその気持ちを何とか転換して、できるだけ前向きに進む人

Bさんは、自分はこんなに頑張っているのにうまくいかない、人や環境に恵まれないせい、とグチばかりの人。

AさんタイプとBさんタイプ、あなたはどちらですか?

どっちがいい?と聞かれると、当然Aさんタイプを選ばれるでしょうが

その違いはどこにあるのでしょうか。

2人の違い。

それは、『悪循環に入っていることに気づけるかどうか』です。

 

悪循環に入っていることに気づくことができれば、軌道修正が図れます

しかし、悪循環に入っていることに気づくことができなければ

気づかないままにはまっていくだけです。

AさんとBさんは、同じことが起こったとしてもそれぞれ全く違った行動を取ることになります。

Aさんは、ネガティブな出来事でも、ネガティブな気持ちを何とか切り替えたり

違った視点から捉えて問題解決に向き合い

できるだけ前向きに捉えて人にグチを言ったり人のせいにはしません。

一方、Bさんは、ネガティブな出来事が起こると、周りや環境のせいにしてグチることでストレス発散

グチることで気持ちを落ち着かせるので、問題解決の方法はグチること、になってしまいます。

気持ちを切り替える、違った視点で捉える、というのは

悪循環に陥る入り口で行き先を方向転換しようとしていることです。

方向転換するには、今自分が入り口にいることに気づいていなければできません。

Aさんは何度か転職経験があり、どこへ行っても良好な人間関係を築き、信頼もされているようで

そんなAさんに対してBさんは

「Aさんは人に恵まれてきてるからいいよねー。私は本当に最悪な人とばっかり当たる」

といつも言うそうです。

Aさんが、何かBさんの視点を変えてあげることはできないかと言葉をかけても

「Aさんはあの人と一緒に働いたことないからそんなことを言う。一緒に働いた人にしかこの辛さはわからない」

とAさんに矛先が向いてしまいます。

でも・・・Aさんに職場での悩みがないわけではありません

HSP気質の強いAさんは、できるだけ周りが気持ち良く仕事できるように気を遣い

任されたことには全力で、求められる以上に頑張ってしまう方。

そんな気遣いや頑張りが信頼につながっているのだと思います。

人間関係が辛いお話をカウンセリングでも聞きますが

それでもいつも感謝の気持ちもあわせてお話してくださいます。

ところが、BさんはAさんの気遣い、頑張りや自分自身の行動に目を向けることなくうらやんでばかり。

自分自身に立ち返り、見つめることがなければ

これからもずっと悪循環に入っていることに気づくことがないまま過ごしていくことになると思います。

あなたは、AさんとBさん、どちらの過ごし方を選びますか??

職場の人や環境が合わないというのはあることです。

私もその悩みから退職をしたことがあります。

でも、新しい職場に移ったとしても、やはり同じことは起こるものです。

100%自分に合う環境にいられるということの方が少ないのではないでしょうか。

それなら、できる限り自分で自分を守れる術を持っている方が安心して過ごせると思いませんか?

間違っていただきたくないのは、グチはダメ、という話ではありません

時にはグチることでの感情解放も大事

でも、それが根本的な問題解決になるかどうか他人の気分を害することにならないか、と

立ち止まることができるといいですね。

 

 

自分の周りにもBさんタイプがいてどう対処したらいいかわからない、悪循環に入っていることに気づいた時にどうしたらいいの?

・・・そんなときにはあなたに合った方法をカウンセリングでお伝えします!

 

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